• カビ臭やVOCを主とした分析に長年の実績があります。金陵電機で培った技術を付加した日本仕様もラインナップ。
  • タッチスクリーン式ユーザーインターフェースから簡単に機器の制御を行えます。
  • サンプルを設定温度に保つ「赤外線サンプルヒーター」、優れた水分除去機能を有した「ウォータマネージメント機能」、内部標準液2種を計量されたサンプルに自動添加する「内部標準液自動添加モジュール」など機能性に優れた設計です。
  • 測定対象:高揮発性化合物
    主なアプリケーション:環境(水分析)、VOC、カビ臭など公定法にも対応
Master DHS

製品の特長

操作が簡単

フルカラーのタッチスクリーン式グラフィックユーザーインターフェイスを標準装備し、少ないスクリーン数からワンタッチで、ステータスモニターを含む、オートサンプラー等の接続されるすべての機器の制御を可能にしました。

すべての表示が、読み易く、理解し易くなっています。また、LANで接続されたPCのソフトウェアからも全く同様に表示が確認でき、操作も行うことができます。

ウォーターマネージメント機能

ウォーターマネージメントはP&Tの内部配管として構成されており、「Purge」「Desorb」「Bake」の各ステータスで温度制御することにより目的成分から効率的に水分を分離します。

Agilnet GC/MSとのコラボレーションによるノンクライオ形式を実現

16℃/秒以上の高熱加熱脱着がサンプルの広がりを低減

吸着のない不活性加熱インターフェイスにのサンプルパス構造

EPCパルスドSplit注入でシャープなクロマトグラフを実現

豊富なオプションによる優れた機能性

囲われている部分に触れると各オプションを表示します。

1.泡検知器(Foam Sensor)と泡破砕器(Foam Buster)

泡立ち易いサンプルの場合、パージにより発生した泡が配管経路やトラップ管を汚染します。これを防止するため、加熱されたニッケル板が発生した泡を破砕します。(Foam Buster)

破砕できなかった場合、光学センサーが泡を検知し、装置を緊急停止させるか、強制的にサンプルを排出して継続運転を行うかを設定できます。(Foam Sensor)

また、万一通過した泡も、後方のフォームフィルターが致命的な汚染を防止します。

2.スパージオーバーフィルセンサー

オートサンプラー使用時に、サンプルや洗浄水が完全に排出されていなかった場合、スパージ管に次のサンプルが送られトラップまでも浸水する危険性を回避するため、Eclipseでは、静電容量センサーがスパージ管内の液の有無をチェックします。検知した場合、装置の完全停止か、強制的に排出して継続運転かを指定できます。

3.赤外線サンプルヒーター

スパージ管内のサンプルを赤外線ランプで直接加熱します。直接加熱方式により目的成分のパージ効率を向上いたします。スパージ管内に挿入された温度センサーから装置へフィードバックされ、サンプルを設定温度に保ちます。

1.泡検知器(Foam Sensor)と泡破砕器(Foam Buster)

2.スパージオーバーフィルセンサー

3.赤外線サンプルヒーター

4.内部標準液自動添加モジュール(Standard Addition Module)

オートサンプラーとの組み合わせによりサンプルへの内部標準液の添加を自動で行います。ガス圧で押し出されたボトル内の標準液を切込みループで一定量採取して、バルブの切り替えによりオートサンプラーから送液されるサンプルとともにスパージ管へ注入されます。切込みループによる計量なので、特に安定性に優れています。

技術情報

Agilent社のソリューションプロバイダーとして、新たなソリューション開発に挑戦しています。


主な仕様

パージ&トラップ本体寸法 259mm(W)×437mm(H)×407mm(D)
ユーテリティー ガス仕様 99.999% He又はN2パージガス
電源仕様 100-115/230VAC 50/60Hz
電子コントロール WindowsベースのPCソフトウェアパッケージ
フルカラーのタッチスクリーングラフィックユーザーインターフェイス
500のメソッドファイルが登録可能
すべての加熱ゾーンに自己診断機能あり
リークチェック機能あり
電子圧力モニター付
トラップ 3.2mmO.D.×2.7mmI.D.
直接抵抗加熱
最大加熱温度 450℃
300℃まで加熱レート1000℃/分 マイクロトラップでは1500℃/分
最低冷却温度:周囲温度+1℃
240℃/分の冷却レート(200℃より30℃へ約50秒)
ウォーターマネージメント 水分を除去する機能
約0.25μL以上の水はGCカラムへ導入されません
最大加熱温度:240℃
最低冷却温度:周囲温度+1℃
4.8℃での凝縮と同レベルで水を除去
極性化合物に影響されません
通信ポート LANポート
RS-485ポート
COM2ポート
COM3ポート
Relay I/O Aポート
Relay I/O Bポート
I2Cポート
主なオプション Standard Addition Module(内部標準自動添加モジュール)
Foam Buster(泡破砕器)
Foam Sensor(泡検知器)
Sparge Overfill Sensor(スパージオーバーフィルセンサー)
Infra-Sparge Sample Heater(インフラスパージサンプルヒーター)
設定温度範囲 トランスファーライン 周囲温度から295℃
バルブオープン 周囲温度から350℃
サンプルインレット 周囲温度から200℃
インフラスパージサンプルヒーター 周囲温度から200℃ 加熱レート30℃/分(5mL)、17℃/分(25mL)
オートサンプラー Model 4551A 水専用オートサンプラー
サンプル本数:51本
寸法:400mm(W)×370mm(H)×460mm(D)
必要電源:100-230 VAC 50/60Hz
オプション(冷却仕様)
別途冷却水循環装置必要
サンプル流路 不活性化処理(日本仕様)

日本限定特別仕様

サンプル流路を不活性化することによりカビ臭1pptを長期安定的に分析可能になりました。また、サンプル量を減らすことにより、マトリックスによる流路の汚染も防げます。

関連製品

ダウンロード

リーフレット

テクニカルインフォメーション

現在ダウンロードできるテクニカルインフォメーションは下記となります。このドキュメントを閲覧するためには、無料会員登録が必要になります。(新規会員登録はこちらから / 会員登録がお済みの方はこちらから)

資料No. アプリケーション内容
TI-1001-01 P&Tアプリケーションノート NO.1 VOC(1,4-ジオサキン含む)の高速分析
TI_1001-101-補 P&Tアプリケーションノート NO.1補 1,2-ジクロロプロパンとの分離
TI-1001-03 P&Tアプリケーションノート NO.3 塩化ビニルモノマーの分析
TI-1001-04 P&Tアプリケーションノート NO.4 1,4-ジオサキンの分析
TI-1001-05 P&Tアプリケーションノート NO.5 エピクロロヒドリンの分析
TI-1001-06 P&Tアプリケーションノート NO.6 塩化ビニールモノマーの分析
TI-1001-07 P&Tアプリケーションノート NO.7 酸化プロピレンのPTによる分析
TI-1001-08 P&Tアプリケーションノート NO.8 SVOC他の同時分析
TI-1001-09 P&Tアプリケーションノート NO.9 VOC&ジオキサン分析と同一のカラムによるかび臭分析
TI-1001-10 P&Tアプリケーションノート NO.10 カビ臭原因物質の高感度分析(内部標準法)
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