産業用無線リモコン(テレコン概要)
テレコン(産業用無線リモコン)は、クレーン・ホイスト・搬送台車・建設機械などの産業設備を 安全に遠隔制御するための産業用無線制御装置です。 有線制御では難しかった作業位置の最適化や、死角からの安全確認を可能にし、 安全確保と省力化(作業効率の改善)に貢献します。
有線操作で起こりやすい「ケーブルの引っ掛かり」「断線リスク」「操作位置の制約」といった課題も、 無線化により大きく改善されます。
近年のテレコンは双方向通信に対応し、設備側からの状態信号(動作確認・異常検知・接点状態など)を 操作者側で確認できる設計となっています(フィードバック)。 これにより、単なる無線操作ではなく、状態監視を伴う高度な遠隔制御が可能になりました。
産業分野における無線リモート制御の仕組みや特長について、より詳しく解説しています。
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テレコンとは
テレコンは、制御信号を無線電波に変換して送受信する産業用途専用の無線制御システムです。 語源は「tele(遠く)」と「control(制御)」を組み合わせた造語で、1963年にクレーン用無線操縦装置として命名されました。 日本の産業用無線制御の黎明期から、重要設備の遠隔操作に実用化されてきた歴史があります。
当社のテレコンは「制御器」と「受信装置」から構成されます。 ケーブルに依存しない無線制御により、配線が困難な場所や移動を伴う作業でも安定した操作と継続運用を実現します。
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テレコンの安全性
産業設備を無線で制御するからこそ、通信断・誤動作・操作ミスに対する設計思想が重要です。 当社はフェールセーフ(異常時停止)、フールプルーフ(誤操作防止)思想を基本とし、 多様な安全機能と徹底した現場リサーチにより、過酷な作業環境でも安心して使えるように、 通信異常時の挙動まで含めて、設備ごとに個別回路設計を行っています。
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金陵電機の3つの強み
① クレーン無線化・産業用無線システム提案力
実際の作業環境や設備の状況を踏まえ、最適なテレコンと無線システムを提案します。
全国の営業拠点に、サービスマンや工事責任者を経験している営業がおり、現場の実態を理解した上で、適切な機種・無線種別の選定とソリューション提案を行います。
販売するだけではなく、現場確認を通じて「安全に・快適に」運用できる方法まで含めて支援します。
② 全国対応の産業用無線メンテナンス体制
設備の復旧を最速で行うために、持込修理だけでなく、出張修理を含めてフルサポートします。
全国にサービス拠点を設け、カスタマイズ品でも早期復旧が必要な設備に対して、できる限り即日出張修理を行える体制を整えています。
定期的にテレコンメンテナンス講習会も開催し、お客様の一次対応力向上も支援します。
③ 要求を迅速に反映できる産業用無線設計・開発力
金陵電機は「テレコン」開発のパイオニアです。
多様化・複雑化する設備に対応するために、使用環境や使用状況を継続的に把握し、調査・研究を行っています。開発段階では、JIS規格、IEC規格、および当社自主規格に基づく
各種環境試験
により、安全性・信頼性・耐久性を検証し、安心して使用できる品質確保に努めています。
テレコンの歴史
1963年に日本における産業用無線制御の先駆けとして、無線通信技術を応用して産業用に安全に無線操作ができるリモコンとしてテレコンは開発されました。 当初は鉱山における掘削作業の危険作業回避のために利用されていましたが、省力効果と高い安全性が認められ、 現在では製鉄所や製紙工場をはじめ、造船所や建設現場、食料品製造現場、輸送用機械製造現場など幅広い産業分野で半世紀以上にわたりテレコンが利用されています。
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テレコンの目指すもの、安全・安心・安定の追及

テレコンの歴史 産業用無線操縦リモコン-安全な無線を追及して60年
遠隔で設備を無線操作するからこそ、60年にわたり、安全に使用できる製品開発にこだわり続けてきました。機上運転式クレーンや有線操作式制御に変わるコントローラとして、安心して御使用いただけます。

商品化前の厳重な環境試験や、安心の日本製(ISO9001認定工場生産)
製品開発はもとより、基板、電源、筐体の生産を始め、組立、検査全てを国内で行っている純国産の製品です。品質にこだわり生産工場はISO9001認定工場で、厳しい品質管理体制のもと生産を行っております。

安定した無線環境を構築し安全に貢献する
重要設備でテレコンを利用する場合は、安定した無線環境を構築する必要があります。当社では、過去の経験を反映させた製品と、現場環境に対処するノウハウにより、安定した安全通信環境を提供します。